迷走飲酒中

アラサーOLの日常。飲酒、映画、読書録など。

テルマ&ルイーズ

アマプラでテルマ&ルイーズを観た。

ラストは辛くて、胸が張り裂けそうだったけれど、不思議な晴れやかさがあった。

観てよかった…!

二人の逃避行の、きっかけとなる事件。

実は、酒場で嫌な思いをしたばかりだったので、女性だというだけで、あと何回こんな気持ちにならなきゃいけないんだろう…と暗澹たる思い。

チークダンスを受け入れるのと、性交を受け入れるのは全然別のことだって、なんで伝わらないんだろう?

テルマの台詞、「全部あたしのせいだっていうの?」って…辛いなぁ…。

ただ、正直私自身もテルマの言動に対して、「テルマ…あのさぁ…」と思ってしまう部分があって、でもそれって二次加害に繋がりかねない感情だから、十分に注意しなければならないと思った。

そして、覚醒していくテルマ…!

どんどん最強になっていく二人。

トラックを爆破したときは、不謹慎ながらもめちゃくちゃ笑顔になってしまった。

もう、この二人、最高!大好き!

「例えどうなろうと、一緒に来てよかった」

私も同じ気持ち。

二人と出会えてよかった。

私も、地獄から来た女として、戦い、決して屈せず、生きることを楽しみ、よく笑い、よく酒を飲むことを誓う(法律は遵守!)。

美しい季節

美しい季節、良い週末。

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昨日は本当に良い天気で、気候もちょうど良く、夢の中に出てくる最高の一日、という感じだった。

映画を観た後、昼食を摂り、街を散策して、ゆっくり帰ってきた。

少し早めに寝て、起きた今、急に言葉が溢れてきて、ずっと更新をサボっていたブログを書いている。

思えば、今まで何度かブログや、X(当時はTwitter)のアカウントを開設し、いくつか投稿してみたものの、「自分の言葉に、何の意味があるんだろう…」と考えてしまって、どれも長続きしなかった。

でも、それは多分違って、まずそもそも、

「誰も私の言葉を必要としていない」

それでも、

「私は、私自身の言葉を必要としている」

のだと思う。

思ったこと、考えたことは、形にしないと忘れてしまう。

自分の中から完全には消えてなくならなくても、いろいろな記憶と混ざり合って、その時に感じた純粋な質感は失われてしまう。

だからこそ、感じたままを書き綴ることで、思考を出力する。

きっと、何年か経っても、この日記を読み返せば、木漏れ日のきらめき、少し浮き足立った街の賑わいを思い出すと思う。

これからは、あまり難しく考えず、いろいろなことをスケッチするように綴っていきたい。

ティファニーで朝食を

ティファニーで朝食を」を観てきた。

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主演のオードリー・ヘプバーンが、とにかく綺麗で可愛くて…。

ころころ変わる表情…愛らしい仕草…。

こんなに魅力的な人を好きにならない人、いる!?

観終わる頃にはすっかり、虜になっていた。

正直、ストーリーは王道のロマンティック・コメディで、すごく興奮する・感動する・考えさせられる…とか、そういうのではなかったけれど、観てよかった。

(ただ、猫はひたすらに可愛そうだった)

ポールと結ばれるまでのホリーの迷走っぷりは、自分自身のために生きていないことに原因があると思った。

もちろん、ホリー自身もハイソな暮らしに憧れているんだろうけれど、裕福な男性との結婚を目指す理由は、「兄を除隊させ、養いたいから」というもの。

家族思いなのは素晴らしいことだけれど、果たして、兄もそれを望んでいるのか?彼女の本当の幸いは、そこにあるのか?と考えると、違う気がする。

愛する人と結ばれる」ということだけが、幸せの形ではないけれど、ホリーの場合は、ポールと一緒になれてよかったと思う。

「自分は自分からは逃げられない」

それは本当にそうで、だからこそ、自分だけは自分のことを見捨ててはいけない、自分が本当に望んでいることを、見失ってはいけないのだと改めて思った。

私はその言葉に対して、ホリーとは違う答えを出したいと思う。

びしょ濡れだけど生きてる!

とてつもない、雪!

靴をびちゃびちゃにしながら、歩いて帰ってきた。

ごろごろと雷が鳴って、エアコンから温風が出なくなった😇

裏起毛のパジャマを着て、好きなアニメの放送を待っている。

人生はあまり上手くいっていないけれど、穏やかな気持ちで過ごすこの時間は、そんなに悪くないと思っている。